• イベントレポート

キャンディとストローが織りなすドリンク体験の可能性。ナナナナ祭でみた、みんなのドリンクの夢をプレイバック。──ナナナナ祭2024を終えて

ドリンクごとにストローを選べる時代を目指し、ストローの価値のアップデートを試みるプロジェクト「Strawmaestro(ストローマエストロ)」。現在は、日常に”ありのままでいられるひととき”をつくるストローブランド「Dlink Straw(ディーリンクストロー)」を立ち上げ、カンロ飴やピュレグミなどでお馴染みのカンロ株式会社と共に、キャンディでできた食べられる「キャンディストロー」の開発に励んでいます。

ナナナナ祭2024では、「ドリンクに夢をみよう」をコンセプトに、竹やサトウキビなどの異なる素材のストローと、カンロ株式会社のキャンディ、アイスティーやコーラなどのコールドドリンク各種を用意し、食べられる「キャンディストロー」を疑似体験するワークショップ形式のドリンクイベントを実施しました。
大人もこどもに戻ったように、はしゃぎ楽しんでいたブースの様子をStrawmaestroの工藤が振り返ります。

「キャンディ」で広げるストローの可能性

私たち「Strawmaestro(ストローマエストロ)」では、ドリンクごとにストローを選べる時代を目指し、これまで、日常に”ありのままでいられるひととき”をつくるストローブランド「Dlink Straw(ディーリンクストロー)」を立ち上げ、その取り組みの一環として、飴でできた食べられるストローである「キャンディストロー」を、自社で開発・販売してきました。

(※写真は事業発表時のもの)

現在は、カンロ飴やピュレグミなどでお馴染みのカンロ株式会社にお声がけいただき、「口」から広がるワクワクの創出を目指して、食べられる「キャンディストロー」の開発に共に励んでいます。

 

「キャンディストロー」は子ども向け?イベントに込めた想い

「キャンディストロー」と聞いて、まずイメージされがちなのが”こども向けの商品”というイメージ。実際に、過去に自社でキャンディストローを販売していた際も「こどもが好きそう」という声が反応としてあがっていました。そのため、今回のナナナナ祭の出展においても、「こども向け」というイメージをいかに払拭し、大人の参加者が参加したくなる雰囲気をつくれるかというのが課題でした。

そんな課題を念頭にブレストにブレストを重ね、私たちが行き着いたのは「こども向けのイメージが強すぎる…ならば大人も子供になればいい!」という一つの着想。「“大人がこどものように楽しむ”を肯定するコンセプト」という今回のイベントの大きな方向性が浮かび上がっていきました。

はじめのアイデアから最終形態になるまでの様子をチラ見せ。こうみると、結構長い道のりですね。笑

ブラッシュアップを重ねた末、最終的に決まったテーマは「Drink Journey(ドリンクに夢をみよう)」。

そもそも、「キャンディストロー」に子供のようにワクワクしてもらうには、「ドリンク体験」に対してワクワクできる心持ちを持っていることが大事。一方で、「眠気覚ましのために」「とりあえず皆と同じものを」…と、大人になるにつれ、ドリンクに無邪気にワクワクする気持ちと引きかえに、ドリンクを特定の目的や周りの空気感に合わせて選ぶシーンが増えている大人が多いのも見受けられる。

だからこそ、そんな「いつのまにかドリンクに夢みることを忘れてしまった大人たち」のために、こどものころの無邪気な自分を取り戻してもらいながら、ドリンクにワクワクする気持ちを再発見する旅に出かけてもらいたい。そんな想いを込めて企画を考えました。

 

忘れていたワクワクする心を取り戻して

ブースでは、一人ずつテーブルセットがなされた席につき、メニュー表を見ながら試してみたいキャンディ、ストロー、ドリンクの組み合わせを考え、それぞれ3種ずつオーダー。「こどものころ、ワクワクしたドリンク体験は?」というアイスブレイクから始まり、こどものような無邪気な心で、口の中にキャンディを含みながら様々な種類のストローとドリンクを試し、自分が好きな組み合わせを探っていきます。

「こんな組み合わせもありなの⁉︎」「キャンディだけでこんなに味が変わるんだ!」「ストローの太さで味の感じ方が全然違う!」「こんなにドリンクに集中したのは初めて!」

ここには、こどもに負けないくらい全力でドリンク体験を楽しむ大人たちの姿が確かにありました。

今回私たちのプロジェクトは全3日間の開催。あいにくの悪天候ではあったものの、おかげさまで終日満席が続くほどたくさんの方にご参加いただくことが出来ました。改めて、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

 

七夕からはじまったナナナナ祭、みんなが託したドリンクの夢

イベントでは、七夕に即し、ワーク終了後に参加者の方へ「ドリンクへの夢」を書いていただき、ボードに貼って願いを託してもらうというプチ企画もご用意しました。しかし、あいにくの悪天候により、イベント開催期間中のボードへの貼付は断念することに。かわりにこちらのレポートを通して、みんなが託したドリンクの夢を振り返って、ナナナナ祭でのドリンクジャーニーを締めたいと思います。

こどもの頃のワクワクした気持ちを取り戻した大人たちのドリンクの夢とは?みんなの夢をプレイバック!↓

 

私たちのドリンクジャーニーは始まったばかり

さて、ナナナナ祭2024でのドリンクジャーニーはひとまず幕を閉じましたが、私たちのドリンクジャーニーはまだまだ始まったばかり。ドリンクごとにストローを選べる時代へ皆さまを誘うべく、今後も「キャンディストロー」を通じて、ドリンク体験の可能性を広げていきたいと思います。

あなたの選んだ組み合わせが、新しいストロー開発に繋がるかも?

今後の「キャンディストロー」のアップデートをお楽しみに!

 

  1. TOP
  2. MAGAZINE
  3. キャンディとストローが織りなすドリンク体験の可能性。ナナナナ祭でみた、みんなのドリンクの夢をプレイバック。──ナナナナ祭2024を終えて

100BANCH
で挑戦したい人へ

次の100年をつくる、百のプロジェクトを募集します。

これからの100年をつくるU35の若きリーダーのプロジェクトとその社会実験を推進するアクセラレーションプログラムが、GARAGE Programです。月に一度の審査会で採択されたチームは、プロジェクトスペースやイベントスペースを無償で利用可能。各分野のトップランナーたちと共に新たな価値の創造に挑戦してみませんか?

GARAGE Program
GARAGE Program エントリー受付中

2月入居の募集期間

11/26 Tue - 12/23 Mon

100BANCHを応援したい人へ

100BANCHでは同時多発的に様々なプロジェクトがうごめき、未来を模索し、実験を行っています。そんな野心的な若者たちとつながり、応援することで、100年先の未来を一緒につくっていきましょう。

応援方法・関わり方